> 我が家の闘病記録

はじめに

『 投げ出す 逃げる 諦める 』という選択ができるのは人間だけです。
ハムスターは最後まで生きることを諦めません。
それは被捕食動物だからなのかもしれません。
弱ると真っ先に捕食されることを知ってるからなのかもしれません。
自然の摂理とはいえ、ハムスターが好んでそのような結末を望むわけではありません。
自ら命を絶つことができないハムスターは、どんなに辛くても生きようと精一杯闘います。

恐怖や苦痛を味わうことなく静かに土に還りたい


人間と同じように、ハムスターもそう願ってるからなのではないでしょうか。

必死に闘ってるハムスターの姿を見て、苦しまない飼い主さんなんて居ないと思います。
毎日が葛藤の日々。毎日自分を奮い立たせながら頑張っています。
一生懸命サポートしてる飼い主さんに対し『そこまでして延命する意味があるの?』
なんて問うのは悲しいことだと思います。
また逆に、その子を把握したうえで、その子にとって一番良い方法として静かに見守るという選択をした飼い主さんに『ひどい。冷たい』と浴びせるのも違うと思います。
周囲の意と反しても精一杯の愛情を注ぎ看護しているのであれば、どちらを選択しても間違っては
いない。私はそう思います。その子のことを一番よく知っているのは飼い主なのですから。
ですが『自分が辛いから』『苦しんでる姿を見たくないから』『獣医師がそう言ったから』などという理由で選択するのなら間違っていると言えると思います。

言葉が交わせない分、悔いの残らない看護なんて存在しないんじゃないかと感じます。
同時に、何が正解なのかもわかりません。ハムのみぞ知る、ですね。
だけど後悔を恐れるのではなく、愛ハムちゃんの要求をより正しく拾えるよう立ち向かってほしいと願います。

精一杯苦しんだ先には必ず得るものがあります。
それは余計に自分を苦しめる内容かもしれませんが、逃げずに今後に繋げていくことが大切なのだと思います。
大好きなハムスターのために。
自分自身が飼い主として成長するためにも。

この闘病記録は、そんな考えをもつ私が綴ったものです。
辛い内容や反省点が多く出てきますので、賛同いただける方のみすすんでください。
私の未熟な手記がお役に立てるとは思えませんが、もし少しでも何かお手伝いができるなら、私の心の中だけにしまっておくよりも我がハムたちも喜んでくれるのではないかと思います。

喜びも悲しみも、すべてこの子達の存在の証。共に過ごした証です。

我が家の闘病記録



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