> ハムスターの診療費
ハムスターの診察代はそれぞれ独自に決められているものなので、病院によって差があります。
ここに挙げてる例から当然上下しますので、あくまで目安として捉えてください。
誤解の無いよう書かせていただくと、この章は飼い主さんの不安を煽るために設けたのではなく
『こんなにお金のかかる動物だなんて知らなかった。知ってたら飼わなかったのに』
『こんなにお金がかかるのならもう通院させない』
などと自分の知識不足をハムスターのせいにして逃げる飼い主を減らすためです。
また、ごく少数ですがボッタクリ医師も存在するので、不当な請求がされていないかを判断する材料にもなるのではないかと思いました。
ハムスターの診察代
※これら以外にも検査や薬、診察にかかる料金があります
我が家の場合 | その他の例 | ||
---|---|---|---|
初診料 | 1000円 | 初診料 | 500〜2000円 |
再診料 | 500円 | 再診料 | 500〜1000円 |
夜間診察料 | 4500円 | 夜間診察料 | 3000〜 10000円 |
抗生剤 | 500〜700円 | 抗生剤 | 500〜1200円 |
点眼薬 | 700円 | 点眼薬 | 600〜2000円 |
消毒 | 500円 | 消毒 | 300〜500円 |
処方料 | 350円 | 処方料 | 300〜500円 |
皮下補液 | 1200円 | 皮下補液 | 800〜1000円 |
ビタミン剤 栄養剤など |
500〜600円 | ビタミン剤 栄養剤など |
500〜800円 |
糞便検査 (方法により変動) |
500〜1000円 | 糞便検査 |
500〜1500円 |
尿検査 (方法により変動) |
1000円 | 尿検査 |
500〜1500円 |
エコー | 1500円 | エコー | 1000〜2500円 |
レントゲン (1枚につき) |
2800円 | レントゲン (1枚につき) |
1500〜8000円 |
麻酔(吸入麻酔) | 1800円 | 麻酔 (方法により変動) |
1500〜3000円 |
腫瘍除去手術 | 8000円 | 腫瘍除去手術 | 5000〜 20000円 |
他にもあったのですがレシート紛失です・・ | × | 子宮蓄膿症手術 | 15000〜 25000円 |
× | × | 爪切り | 300〜1000円 |
× | × | 歯切り | 300〜1000円 |
管理人の横ズレコラム
以前、若いジャンガリアンの腫瘍の手術をしていただいたとき、腫瘍を取りきれなかったからと
術前に撮ったレントゲン代(約6000円)をその子のために使ってあげてくださいと言って差し引いてくださった先生が居ました。
最初は『私にわからない落ち度でもあったのか』『なにか失敗でもしたのか』なんて疑ったりもしましたが、手は尽くしてくださったし、取りきれない可能性が高いことも事前にしっかり話し合いをして納得していましたし、先生に落ち度は無いと思います。
そのうえただでさえ難しいハムスターの手術です。全額請求しても安いくらいだろうと思っていたので、先生のお気持ちがとても有り難かったです。
その子はその後も腫瘍を抱えたままでしたが、処置後約半年間生きてくれました。
変な言い方になりますが、仮に何かしらの落ち度があったとして(許されないことですが)、それでも全額請求する医師がほとんどではないかと思います。
もし落ち度があったことを自覚して差し引いたのなら、自覚があるだけ医師としての見込みはあるのではないかとも思えます。甘いですか?
ハムスターと聞くだけで外科的処置を拒否する獣医師も少なくありません。
それはきっと、経験不足と勉強不足からくる自信の無さの表れですよね?
救いたい気持ちより自分を守る気持ちの方が勝っちゃってるわけなんですね。
事実、私の住む市から車で40分以内にある動物病院で、ハムスターに手術をしてくれる病院は
たった1軒しかありません。
その範囲内に全部で15軒以上もの動物病院があるにもかかわらずです。
そしてほとんどの病院はハムスターも診れると言いましたが、きちんと診てもらえると思えたのは
3軒だけでした。
うち1軒は、エキゾチックに対してまだ経験不足な感じの医師ですが、必死に学び、救いたい気持ちが伺えました。
悲しいことに、逃げ腰の獣医師は揃ってこう言います。『ハムスターは小さいから無理』
だったら獣医師じゃなくてワンニャン医師に改名してくれないかな。
病院名も動物病院じゃなくて犬猫オンリー病院にしてくれればこっちもわかりやすい。
ハムスターの診療費。
飼い主からすると立派な診療費のように思えますが、獣医師からしたら安くて困るらしいです。
ハムスターと向き合おうとしない、エキゾチックを学ぼうとしない獣医師が多いのは、これも理由なのでしょうが、だからといって『ハムスターの治療費じゃ成り立っていかないから』なんて獣医師の言う言葉じゃありませんよね。
また飼い主側にも通院させない人がいるのは『高い』診療費のことが大きいのでしょう。
でも高いと感じるのはきっと、ハムスター自体が安いからなんですよね。
そしてお金がかかる割には見返りが少ないと感じるからなのでしょうね。
一体ハムスターに何を期待して飼ったのよ?
あー腹たってきた。
目に見えるものだけが見返りじゃないのにね。
見えないものをたくさんもらってるはずなのに。
自分が気づいてないだけのことにも気付かない悲しい人の多いこと。ちょっと言い過ぎ?
これは人間同士にも言えることですからね。子を持つ親として強調したい部分でもあります。
獣医師も飼い主も、自分に都合のいいように解釈して動物を扱うような人がいなくなることを
切に願います。
そして自分でも思います。
次引っ越す時はエキゾチックに詳しい動物病院をしっかり調べてから
その近所に移ろうって。
今後何かしらの事情でハムスターを飼う期間が空くことはあっても、飼うのをやめるつもりは
ないですし、やめられそうにもないほど大好きですからね(苦笑)
横ズレからさらに横ズレしてしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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